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ピラティスとは

 

ピラティス(Pilates)は、人の名前ということを知っていましたか?


考案者であるジョセフ・ヒューベルトゥス・ピラティス(1880-1967)の名前を付けたエクササイズです。
ピラティス(ピラティスメソッド)は、ドイツ人看護師だったピラティス氏によって開発されました。


1880年頃にドイツに生まれたピラティス氏は、幼少の頃は身体が弱く、喘息やリウマチ熱などの病気に苦しむ少年時代でしたが、病を克服するために、身体訓練法やスポーツ(ボディビル・体操・スキー・ボクシング・ダイビング)を行い14歳になるころには、解剖図のモデルになるほどの健康体を手に入れました。
その後、東洋と西洋両方の身体訓練法を研究し様々な効果的な要素を取り入れ独自のピラティスという独自のエクササイズを作り上げました。


第一次世界大戦時、ピラティス氏は従軍看護士として怪我をした負傷兵に体力と全般的な健康の回復を手助けすることを始める。
これが後にコントロロジー(現在のピラティスメソッド)と名付けられる身体調整法の始まりです。


ピラティスメソッドは、ヨガのストレッチの効果と筋肉の緊張を促すウェイトトレーニング効果の融合です。ヨガがストレッチを中心とするものであるのに対して、ピラティス法は、ストレッチ+きれいな身体を作り、しなやかな筋肉を作り上げます。また、ヨガの精神的なリラックス効果とは違う種類の精神的な開放・ストレスが消えてなくなる効果を(運動で得られるスッキリ感、爽快感) ピラティスエクササイズにより達成できます。


これは、呼吸法による脳への効果の違いが関係します
・ヨガは腹式呼吸による副交感神経を活性化させてリラックスする
・ピラティスは胸式呼吸による交感神経を活性化させて、頭をすっきりさせていく


ヨガとピラティスの違いは、
・ヨガが精神的なリラックスに重点が置かれている
・ピラティスは身体つくりに重点が置かれている
ところです。


ピラティスは
ピラティスさんが小さいころ病気に打ち勝つように
ピラティスさんが元気に健康になるために行ってきた
ピラティスさんが、負傷兵のために、元の体へ戻るように、そして体を回復させるために考案した

身体つくり運動なのです。
今の体の現状を知って、更によくなるように変えていく運動プログラムでもあります。


現在では、医療現場でも予防医学の立場からピラティスは大きな注目を集めています。


心と体の完璧なバランスは、人類の究極の目標ー健康と幸福ーを手に入れるために不可欠な身体的・精神的な力を与えてくれる。

自分の体を正しく理解することで一人ひとりが日々の生活において必要な仕事や作業をこなすための健やかな体を手に入れられるように

 

 

ジョセフ・ヒューベルトゥス・ピラティス

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